『METAL GEAR SOLID Δ : SNAKE EATER』発表!PlayStation®Showcase(2023年5月25日)※6月3日追記あり

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METAL GEAR SOLID Δ : SNAKE EATER

 前々からリメイクの噂が流れていたけれど、ついに発表となった『METAL GEAR SOLID Δ SNAKE EATER』。まだ制作発表段階であり、イメージ映像だけではなんとも言えないが、公式発表によると音声はアーカイブで対応しストーリーも原作のままとのことなので、イベントシーンも原作の流れを踏襲する形になるだろうと予想。小島さんがコナミを離脱して2作目となる『メタルギア』シリーズ。前作『メタルギア サヴァイヴ(2018)』はステルスでもなくスネークも出ないスピンオフタイトルだったが、本作はリメイクとはいえナンバリングにあたる作品、もともと強い作家性を持つタイトルのゲームプレイをどこまで変えてどこを変えないのかが楽しみだ。

実はいろいろあるメタルギア

 ネット上で賛否いろいろ意見をみたけれど、そもそも『メタルギア』シリーズで小島さんが関わっていない(厳密には企画やプロデュース等の部分的な関与)作品は『メタルギア ゴーストバベル(2000)』『メタルギアアシッド(2004)』等いくつもあって、本作のようなナンバリングのリメイクも『メタルギアソリッド ザ・ツインスネークス(2004)』で既に出ていたりするので、そこまで珍しい話でもないのにな、という印象。(余談だが『ツインスネークス』は映画監督北村龍平さんがデモシーンを担当しており、これが当時賛否の嵐を巻き起こしていたので興味のある方は調べて観てほしい。)「A HIDEO KOJIMA GAME」としての新生3が遊びたくないと言えば嘘になるが、ないものをねだってもしょうがない!『デススト2』にはそれはそれで期待して待とう!

目指してほしい形

 リメイクにあたり気になるのはやっぱりゲームデザインの部分で、例えばPS5でリメイクされた『デモンズソウル(2020)』のように、ゲームデザインやプレイフィールはそのままに、ハードへの最適化やビジュアル強化する方向性にはあまり期待したくない。今秋には『メタルギアソリッド マスターコレクション』として原作のHD版移植が発売されるわけで、同じゲーム体験を求めるならこちらをやればいいし、コナミもだからこそ移植するわけだ(と信じている)。ここはプレイヤーの賛否を恐れず原作のゲームプレイは思い切って捨てて『メタルギアソリッドV ファントムペイン』から発展させた「今、メタルギアを作るなら?」という問いに答えるメタルギアを目指して行ってほしいところだ。

グラフィック強化はかなり期待できそう!

追記:ゲームプレイは原作と同じらしい

 2023年6月3日追記:

 後日、メタルギア公式 (METAL GEAR)ツイッターアカウントによると、「ストーリーとゲームデザインは原作を忠実に再現」「現代の最新のグラフィックへ進化」という制作方針がコメントが発表された。

 さらに、新要素の追加もあるとのこと。

 ちなみに、『METAL GEAR SOLID Δ』のΔ(デルタ)に関しても、「構造を変えずに寮を変化させる」という意味から名付けられたとのこと。”3″角形を表す意味もあるので複合的な意味を込めていると思われる。

 残念ながら、僕の希望に沿った『メタルギアソリッド3』にはならない可能性が高そうだ。ゲームデザインが変わらない点と、既に各プラットフォームでのストアページは開設されているとのことを鑑みれば、発売までは意外と遠くないのかもしれない。最新グラフィックスで申請する新たな『メタルギア』を楽しみに待つとしよう!

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