不意打ちの新デバイス『Project Q』
今年に入ってようやっと供給が安定してきたPlaystation 5。2月にはPSVR2も発売されたしまさかここで新デバイスが発表されるとは思っていなかった。タイトルの合間にさらっと紹介されただけで詳細スペックはまだだが、ざっくり言えば8インチのモニターがついたDualSenseコントローラー。リモートプレイ専用でさすがに単独では動作しない。自宅のPS5と紐づけて遊ぶわけなのでいわばWiiUのテレビなしプレイと似た感覚だ。
価格はいくらになるだろう?
やはり気になるのは価格。現時点では未発表だが、Project Qは単独では動作せず、あくまでPS5のゲーム体験を拡張する位置づけのデバイスなので、それなりの値段に収まってほしいところ。しかし搭載されているProject Q用のDualSenseは機能としてはほぼ本家DualSenseと同じとみてよさそうで、携帯機に合わせて機能削減などの対応はなさそうにみえる(タッチパッドは画面タッチになる?)。となると、少なくともDualSenseの価格(約7000円)はそのまま価格に乗ることになる。PlayStationブランドとして出す以上、8インチモニターも決して安価なものは使わないとみて、合計25,000円位はするのでは?と予想。今日の円安状況をみると3万円コースもありえるかもしれない。
あまり食指は動かない
PS Nowのようなクラウドゲームだったり、パソコンや携帯機からインターネット越しに家のゲーム機と接続するリモートプレイもサービスが始まって何年も経つ。僕はサービス開始直後に興味本位で少し触った程度だが、当時はプレイ開始の順番待ちが数分入り、遅延もなかなかのレベルだったのでアクションゲームには不向きと感じた覚えがある。個人的にはニンテンドースイッチを遊んでわかった「ゲームは持ち歩かない」「ゲームは大型画面で遊びたい」「手持ちしんどい」の3点から外出先や別室でゲームをやらないことがわかったため、何らかのサプライズがない限りは購入は見送ることになりそうだ。